軽部学長のキラットひらめきコラム

第4回「大学は“夢”を実現させるために学ぶ場所」

 こんにちは、学長の軽部です。唐突ではありますが、皆さんは自分が40歳になったとき、どんなふうになっていたいと思いますか? どんな仕事をして、どんな暮らしをし、どんな姿になっていることを思い描くでしょうか?
 これはアメリカの大学のAO入試でよく聞かれる質問で、非常に重視される問いです。というのもこの質問の答えには、その人の自主性や自立性、社会で果たす役割を意識しているかどうかが表れるからです。そして、あなたのその思い描く将来を実現するために、専門性を身に付けられるようバックアップするのが大学の役割です。つまり大学は皆さんの“夢”を実現するための場所だということです。

 大学進学を考えるとき、最も重要な原点となるのが、皆さん一人ひとりが持つ、この“夢”です。自分には特にしたいことがない、夢なんてないと思う人もいるかもしれませんが、実は夢のない人なんていないと私は思っています。将来、自分がなりたい職業やなっていたい姿を思い描くことだけでなく、チャレンジしてみたいこと、行ってみたいところ、漠然と起業して社長になりたいといったことでも構いません。漠とした夢であっても、少しずつ具体化していけばよいのですから。そう考えると、誰しも夢を持っていると思いませんか?

 かくいう私の最初の夢は、船乗りになることでした。仕事として海外へ行き、さまざまな人と交流したい、色々なものを見てみたいという夢があったのです。別にパイロットでもよかったのですが、当時は今より飛行機がよく墜落していたので、船ならそう簡単には沈まないだろうなんて思って、船乗りを選択しました。結局のところ、船酔いという致命的な問題があって、私は船乗りになることをあきらめましたが、研究者となって世界中に行くことができ、異文化に触れ、海外の友達もたくさんできました。当初とは違う形で、夢を叶えることができたわけです。

 なんとなく進路が決まらないという人、あるいは大学で何を学ぼうかと迷っている人は、今一度、自分の夢や実現したいことが何なのかを考えてみてください。それを実現するために大学に入るのだと考えれば、おのずと進路が決まってくるのではないでしょうか。また、その夢は受験勉強のモチベーションにつながりますし、受験や大学入学が通過点に過ぎないのだということも実感させてくれるはずです。

TOPへ