「未来のメディアをめざそう!」 メディア学部長 相川 清明 教授

 「メディア」という言葉で何を思い浮かべますか?テレビなどのマスメディアを思い浮かべる人もいるでしょう。コンピュータグラフィックス、インターネットのような技術を思い浮かべる人もいるでしょう。「メディア」という言葉が使われ始めてから長い年月が経ちましたが、スマホや高精細テレビが現れ、それがさらにAR(拡張現実感)と呼ばれる新メディアが身近になりつつあります。「メディア」は今も未来を目指して進化を続けているのです。将来、「メディアって何でしょう?」と質問されたら、みなさんが創造した新しいメディアをだれもが思い浮かべるような新世代を築いてください。

 みなさんの中には、FacebookやTwitterやInstagramに投稿したりする人がいるでしょう。LINEなどでお友達と連絡しあったりする人もいるでしょう。動画サイトに音楽作品を作って投稿している人もいるでしょう。でも、誰も投稿したものを見てくれなかったら残念ですね。投稿した情報が「人から人へ」ちゃんと伝わるようにしてあげることが大切になのです。これは、単にコンピュータの中でデータを移動させるのと大きな違いがあります。そして、その情報を創り伝え活用する方法と、それをとりまくいろいろな課題を学ぶのがメディア学部なのです。

 「人から人へ」ちゃんと情報を伝えるのは、意外に難しいのです。文字を読むのが得意な人、映像の良さがわかる人、音楽の感受性が高い人などいろいろな人がいます。ですから、人が受け取りやすい形で情報を伝えてあげるのが望ましいですね。さらにその情報がちゃんと流れて行くようにしてあげなくてはなりません。そのためには、次の3つが重要であるとメディア学部は考えています。

 人は五感を通して情報をとらえますから、受け取られやすいように情報を創る必要があります。このように作られた情報は「メディアコンテンツ」と呼ばれたりします。さて、これについてメディア学部では何を学ぶのでしょう。大切なのは、人が見たくなる、聞きたくなる、そして、作者の意図が伝わるコンテンツを創る方法です。つまり、情報表現の方法ですね。これが第一の重要点です。

 次に、気持ちを込めて創った情報ですから、相手にちゃんと伝わる必要があります。人からコンピュータへ、コンピュータから人へ、情報がスムーズに伝わらないと、せっかく創った情報が無駄になってしまいます。その中で特に難しいのが、人とコンピュータの接点での情報の流れです。まるで人とコンピュータが一体になったように情報がスムーズに行き来する先端技術が欲しいですね。これが第二の重要点です。

 さらに、努力して制作した「メディアコンテンツ」は、教育やビジネスなどでなるべく多くの人の役に立てたいですね。コンテンツは、コンピュータの中に置いてあったのでは人に伝わりません。情報は水と同じように、水路やポンプにあたるものを用意しないと流れていかないのです。メディアで水路やポンプにあたるものはインターネットや広告や報道の技術です。この、情報を流すための方法や技術が第三の重要点なのです。

 メディア学部の特徴は、これらの関連分野が有機的に結びついていることです。そして、最近注目されているAI(人工知能)もメディアの各分野に深く関係しています。メディア学部ではこのような人を結ぶ技術と方法によって豊かな生活と充実した社会の実現することに意欲的に取り組みたい学生を求めています。メディア学部の仲間入りをして未来メディアの第一人者を目指しませんか?

■メディア学部

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