軽部学長のキラットひらめきコラム

第8回 東京工科大学のこれから(1)先端的な研究

 皆さん、こんにちは。このコラムも今年最後の回になります。そこで今回から3回にわたって、これからの東京工科大学についてお話ししていこうと思います。最初のテーマは、本学が取り組み始めている先端的な研究についてです。

 入学後のモチベーションを高めるためには、学生にとって魅力ある講義や先生が必要です。そのために立ち上げたのが、全学的な「人工知能(AI)研究会」です。
 現在は第3次AIブームと言われています。事実、GoogleのAI「アルファ碁」が名人に勝利したり、日産が自動運転技術を搭載した自動車の販売を開始したり、さまざまな場面でAIが存在感を増しているのです。そこで本学では全ての教員が「人工知能研究会」に入り、さらに学部ごとに分科会を作って、それぞれがAIに関する研究を行っています。
 たとえば医療保健学部であれば、医療系の人工知能を研究する分科会を作って治療や診断にどう人工知能を使っていくかを研究したり、AIを使って手術のシミュレーションをする。メディア学部は「メディアAI研究会」を作り、今後AIによってメディアはどのように変わっていくかということを研究する、など。各学部がAIを研究テーマとして取り入れ、さらにそれを教育に活かしていくという試みです。各学部での研究成果は、年に一度、全教職員が参加する会で発表してもらいます。
 このように「どの学部においてもAIについていろいろ学べる」ということが、学生にとってのモチベーションにつながればと思います。

 また、本学の八王子キャンパスにある片柳研究所は、世界最大の透過型電子顕微鏡やナノ加工ロボットなどを擁した最先端の研究所です。もともと私は国立研究開発法人の産業技術総合研究所という国の研究所のセンター長を務めていたので、本学へ赴任するにあたって、そのバイオニクス研究センターをそのまま片柳研究所内へ設置。産学官が共同して世界的な研究を行ってきました。
 その片柳研究所でも、今年から新たに革新的な新材料の研究プロジェクトがスタートする予定です。こちらの研究にも、全学部的に関わってもらうことになるでしょう。

 本学の理念の2番目は「先端的研究を介した教育」。その理念通り、最先端をテーマにしたさまざまな研究ができる大学を目指しているのです。

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